就職活動では、本番の面接が始まるまでの期間にセミナーに参加すれば、会社との関りを持つことができます。
会社により開催されるセミナーに参加することによって、どんな会社なのか社風などを見て、学ぶことのできる期間があります。
ただし、企業が主催する就職セミナーの多くは、参加履歴があったとしても、採用されやすくなったりはしません。
セミナーに行かずとも、採用試験だけ受けることは可能です。
しかし、セミナーに参加し、自己アピールをしていたかどうかは、気にかけている企業もあります。
人事の担当者が印象に残っている人物とは、多くの場合、就職セミナーの中で、能動的な質問をしたことがある人物かどうかです。
新卒者を対象にした就職セミナーでは、質問の時でなければ、まず言葉を発することはありません。
しっかりと自己アピールするためにも、セミナーに参加する時には事前に何を質問するのか用意しておいた方が良いでしょう。
就職活動については人それぞれで、他の人よりも少しでも早く始めたいという人もいれば、周りが始めたのでなんとなく始めたという人もいるでしょう。
就職活動にかけるモチベーションの高さを人事担当者が感じるのは、就職セミナーに能動的に質問をするかどうかです。
採用面接の時の質疑応答と異なり、セミナーでの質問は言っても言わなくてもいいことなので、熱心な人しかまず質問はしてきません。
就職セミナーに参加してきた人が、会社についてどこまでの理解ができているかを知る指針として、質問を受けることはわかりやすい要素です。
就職セミナーに足を運ぶ時には、企業について大まかにでも調べた上で、質問という形での自己PRはできないか確認しておくことです。
コメント