履歴書と違って、職務経歴書には就職活動の時に用いる定型書式はないようです。
大まかな書くべき項目はネットや書籍で調べることができますが、手段は色々です。
これでなければいけないというものはないため、サンプルをいくつか比べてみて、最も書きやすそうだと思うものがいいでしょう。
これがいいと感じた職務経歴書があれば、それをベースにして自分のものを作成します。
書類審査にはたくさんの応募があることを考えれば、担当者が職務経歴書を見る時間は十数秒程度です。
職務経歴書を作成する時は、読む側にとってわかりやすい内容であることがポイントです。
内容も大切ですが、分りやすい書き方であれば、評価にも差が出てくるので見逃せないポイントです。
職務経歴書に目を通してもらう数十秒で好印象を持ってもらうには、相手にとって読みやすく、把握しやすい職務経歴書を作成するという意欲があるかどうかが成否の分かれ目にもなります。
小さい文字で長文が続いていては、読む気も失せます。
たくさんのことを知ってもらいたいことは山々ですが、書くべきことは絞るようにしましょう。
しかし、情報に欠けている部分があってはいけません。
以前に勤めていた会社の情報、会社規模、取り扱い製品などは重要な情報です。
上場企業なら書かなくても話が通じるかもしれませんが、中小企業の場合は企業名だけではわかりません。
延々と過去の業績をひけらかすのではなく、何をしてきたか、どんなスキルを持っているかを、相手にわかりやすいように書くことが大事です。
募集している会社がどのような人材を採用しようとしているのかを考えた上で、その点についてしっかりPRできるような内容にすれば、より評価してくれる職務経歴書になります。
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