ストレスのない職場で働いているという人はごくごくまれですが、仕事上のストレスに押し潰されて体を壊してしまったという人の話はよくあります。
ストレスを感じる仕事とは、どのような内容でしょうか。
真っ先に思いつくものに、コミュニケーションがあります。
人間関係のトラブルは職場に限定された話ではありませんが、時流の推移に合わせて、人とのつき合いにも新しいトラブルができています。
終身雇用制度が崩れ、職場の雇用の形態が様変わりしたことによって、仕事上のつき合いも変化が生じています。
また、ITが仕事の大部分を占めるようになったことから、話し合いながら仕事がしづらくなっています。
個別に分担した作業をすることが増えたために、上司のケアもしづらくなっています。
仕事の成果を個々に評価することがふえたことも、ストレスになりやすいと言われています。
仕事をする上での人づきあいが希薄になり、交友を深めることがしづらくなっています。
正規雇用で働く人が少なくなったために、正社員には責任のある仕事が割り振られることが多くなり、ストレス源になっています。
以前は、日本は景気の成長に合わせて一生働く職場や、手厚い社会保障を受けることができました。
ですが、現在は終身雇用制度自体が過去のものとなり、将来的な不安がストレス源になるという人もいます。
ストレスの一つに、景気の悪い今、せっせと働いても一向に将来が好転する見通しが立たないこともあります。
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