ニートと呼ばれる若者の増加が問題になっている中、国も若者が就職しやすい環境を目指して様々な取り組みを行っています。
現在、引きこもりになっている若者の中には、仕事をしたいけれども働けないというジレンマを抱えている人もいます。
これからの日本にとって大事な労働力である若者たちが、就労への一歩を踏み出せるようにさまざまな支援を行う制度があります。
若年層の就職支援を積極的に行っているのが地域サポートステーションです。
通称サポステと呼ばれており、全国に設置されています。
サポステでは15歳から39歳くらいまでの若者で働くことにさまざまな悩みを抱えている人たちに多様な支援サービスを行っています。
運営母体は、厚生労働省から委託された、若者支援の実績を持っている株式会社やNPC、学校法人や財団法人などです。
就職活動に関する専門知識を持っているキャリアコンサルタントがサポステにはいます。
どのような支援内容で若者を支えるか、その人その人に合わせたものを用意したり、臨床心理士のカウンセリングで心理面のフォローも受けられます。
コミュニケーションスキルを学ぶグループワークや面接訓練など段階に応じたプログラムを複数用意しています。
実際に働いている人がいる場所へ行き、仕事を見て体験するという職場見学や職場体験もすることができます。
保護者を対象としたセミナーや個別相談なども行っています。
すべての就職支援はすべて無料で受けることができるといいます。
自分一人では解決できない問題を抱えているような場合は、サポステの就労支援を利用するという方法があります。
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